安積国造神社は、福島県郡山市清水台の由緒ある神社です。元旦祭、豆まき、秋季例大祭などの行事ごとが多く、1年を通してたくさんの人が集まります。家内安全や商売繁盛などの御利益もあるため、多くの参拝者が訪れる神社でもあります。ここでは、安積国造神社の由緒、御祭神、御利益、御朱印、アクセスについて紹介します。
安積国造神社とは?
安積国造神社は、比止禰命(ひとねのみこと)が勅命により安積国造に任ぜられて安芸国に赴かれた際、和久産巣日神(わくむすひのかみ)、天湯津彦命(あめのゆつひこのみこと)を神として祀ったことが由来といわれています。御祭神として、和久産巣日神、天湯津彦命、比止禰命、誉田別命(ほむだわけのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)が祀られています。安積国造神社には、家内安全、安全祈願、商売繁盛、健康・病気治癒、厄除けなどの御利益があります。
安積国造神社は幕末の大儒学者である安積艮斎先生の生誕の地であり、神社会館の4階には安積艮斎記念館が設置されています。この記念館には多数の貴重な資料が納められています。記念館を見学したい場合は、午前9時30分〜午後4時の間に、社務所へ見学を申し込む必要があります。境内には記念館の他に、安積艮斎先生の銅像や艮斎誕生地の碑、艮斎撰文の碑などが建てられています。神社への参拝と共に、安積艮斎先生ゆかりの地を楽しむことができるでしょう。また、社務所では御朱印もいただくことができます。御朱印の受付は午前9時〜午後5時までとなっています。安積国造神社限定の御朱印帳も購入可能です。御朱印帳は桜の模様が描かれた華やかな柄で、女性へのお土産にも喜ばれそうです。
安積国造神社へのアクセスは、電車や車を利用することができます。最寄駅のJR東北本線「郡山駅」から徒歩約8分の位置にあり、駅が近く参拝がしやすい場所です。車で行く場合は、東北自動車道「郡山」ICより約15分かかります。参拝者のために約20台の無料駐車場が用意されています。神社周辺は有料駐車場ばかりなので、車で参拝される方は境内の駐車場を利用しましょう。
安積国造神社に参拝してみましょう!
安積国造神社は、地元の人もよく参拝する人気のある神社です。郡山駅の近くにある神社とは思えないほど、緑に囲まれた落ち着いた雰囲気のある空間です。境内をゆっくり散歩するのもおすすめですよ。社務所には、御朱印やお守り、おみくじが用意されているので、参拝後にぜひ行ってみてくださいね。お近くに行く機会がある人は、安積国造神社に参詣しましょう。
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