保育士採用試験の内容って、どんなことをするんですか?
保育士の資格を取ったら、次はそれを生かせる職場を探しましょう!
保育園・認定こども園などを希望することが多いと思いますが、だいたい採用試験があります。
まれに採用試験がないところもあります。臨時職員として何年か働いて、園長に認められると正職員になれるというところもあります。

保育士の採用試験は何をするんですか?

主に下記の内容の試験をします。
書類選考(履歴書)
採用試験に応募する時に、履歴書(または相手側が指定した様式)が必要になります。保育園でも一般企業でも履歴書の書き方に特に違いはありません。志望動機などの書き方などは、そのための本も売っていますし、ネットでも参考になる情報があります。
また、字は丁寧に(きれいに)書きましょう!字の上手い下手はありますが、たとえ下手でも丁寧さは伝わります。
写真も身だしなみに気をつけて撮りましょう。変装して撮る人はいませんよね(当たり前ですよね)。
筆記試験
一般教養と専門試験(保育)の両方あることもあれば、専門試験だけ、もしくは筆記試験がない場合もあります。自治体などの公務員の保育士では、両方あるところが多いです。逆に規模の小さい保育園でも履歴書と面接だけというところもあります。筆記試験は選択式のことが多いですね。
小論文
小論文とか論文試験とか論作文とか名称はいくつかありますが、記述式の試験です。テーマや題に沿って、自分の考えを述べたり、保育制度について述べたりします。受験者が少ないところが逆に記述試験があったりするので、志望先の要項を確認しておきましょう。文章が苦手な人は特に、記述試験を受ける時には、練習しておきましょう。そのための参考書もあります。
実技試験
実技試験はピアノが主ですね。園によっては、製作があるところもありますが、採点が大変だったりするので、少ないですね。ピアノは事前に課題曲がわかる場合や試験直前にわかるタイプもあるので、よく確認しておきましょう。事前にわかる時は練習できますが、直前だと練習できないことがほとんどなので、ある程度予想される曲を練習しておく必要があります。
見られながら、ピアノを弾くのは緊張する人がほとんどだと思いますが、ポイントをあげるとすれば、最後まで弾ききること、表情・態度などですかね。現場では、子どもの様子を見ながらピアノを弾くことが多いので、そのへんを頭に置いておくのいいかもしれないですね。実際に採点基準は園によって違いますので、参考までに。
面接
面接(試験)ほぼすべての園であります。試験の形はとらなくても、園長等と話をするなどあります。テクニック的なことは参考書がたくさんありまので、そちらの方が詳しいと思います。あえてポイントをあげれば、笑顔などの表情・態度、話し方、意欲を伝えるなどですかね。
試験ですが、むしろ園側の様子や雰囲気を感じる場でもあります。例えば一回も訪れたこともない園では、初めて園長等とは話をする機会でもあります。途中でもし何か嫌な感じがしたら、その場では表情・態度にできるだけ出さず、合格通知が来た時に身の振り方を考えましょう。
適性検査
自治体などの採用試験(公務員)では、適性検査が実施されることもあります。
健康診断
試験とは違うかもしれませんが、採用にあたり、健康診断を受ける場合(または健康診断書の提出)があります。
(おまけ)ボランティア
ボランティアの良し悪しはおいておいて、働きたい職場が決まっているなら、ボランティアをするのも良いでしょう!学生なら夏休み等を利用してボランティアをすれば、その園の雰囲気や様子もよくわかるし、自分を売り込むことにもつながります(動機が不純かもしれません)。園によっては、アルバイトとして採用してくれところもあります。そういう経験を積めば、実際に働い時にも役立ちますので、検討してはどうでしょうか?
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