新型コロナウイルスによって我々の生活は多くの制限がかけられています。このウイルスが日本でも蔓延していると言われるようになってから、あらゆる情報が錯綜するようになりました。しかし、どの情報が正しいかを判断するのは容易ではありません。こういう時こそ、医師の声に耳を傾けていく必要があります。本間真二郎さんの本も大切な情報の1つとなります。

感染を恐れない暮らし方
『感染を恐れない暮らし方』
本間真二郎氏は、自然に沿った暮らし方を提唱する現役の医師です。アメリカでウイルスやワクチンにかかわる研究を行っていたのもあり、より実践的に取り組めるウイルス対策を模索しています。本間真二郎氏が著した『感染を恐れない暮らし方』ですが、この書籍から読み取れるのは今の生活に対する疑問です。新型コロナウイルスが流行するようになり、マスクや消毒は義務化しつつあります。しかし、本間真二郎氏はこの習慣に真っ向から賛成しているわけではありません。現役の医師が唱える本当の予防とは一体どのようなものでしょうか。
本間真二郎氏が最も重視しているのは、手洗いや消毒を神格化するのではなく、免疫力の向上に努めることです。免疫力を上げるために欠かせないのは、バランスの取れた食事だと唱えています。当然ですが、病原体は我々の体内に侵入することで身体を攻撃します。それに対して、外部から押さえつけるだけでは予防が不十分だといえます。本当にウイルスから身を守るためには、内的自己調整といって自らの体調を整えていく必要があると記されています。こういった情報はなかなか得られないので、とても参考になるでしょう。
本間真二郎氏は、マスメディアがなかなか報道しない核心部分を伝えようとしています。読み始めたときは、テレビの情報と乖離している部分もあるので半信半疑になるかもしれません。本を読み進めていけば、多くの根拠とともに知識が得られます。何を信じるかは読み手次第ですが、本間真二郎氏が唱えている説も常識として知っておかなければならない事柄です。1つの情報に惑わされないためにも、一度この書籍に目を通して思考していくことが重要といえます。
まとめ
本間真二郎氏は新型コロナウイルスに対する本当の守り方を書籍に著しています。普段の生活で見聞きしている情報と異なる意見を唱えているため、最初は違和感を覚えるかもしれません。ただし、一般的にいわれていることとは違った視点を持つことも大切です。新型コロナウイルスに対して恐怖心を持っている方にこそ、目を通してほしい書籍だといえます。
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