休日おでかけパスを使ったことがありますか?
東京周辺だけでなく、関東いや山梨県まで鉄道の旅を楽しめるおトクなきっぷです。
ここでは、休日おでかけパスの使い方・楽しみ方を説明します。
休日おでかけパスとは?


JR東日本が発売している関東地方を対象(エリア)としたフリーパス(きっぷ)です。
このきっぷは、発売期間は通年ですが、利用期間に制限があります。
料金は、大人2,720円、子ども1,360円です。
どこで買えるかというと、指定席券売機やみどりの窓口です。
利用日の前日までしか買えないきっぷもありますが、このきっぷは利用日当日も購入できます。
このきっぷの“特徴”は、特急券・グリーン券等を購入すれば、普通列車のグリーン車や特急や新幹線に乗れることです(東海道新幹線を除く)。※東海道新幹線には、特急券等を購入しても乗れません。また、フリーエリア内では、指定席券等を購入すれば、観光列車にも乗車できます。
関東近郊では、各方面で普通列車のグリーン車が走っています。空席であれば利用して快適な旅が楽しめます。
また、フリーエリア内のJR線だけでなく、東京モノレールと東京臨海高速鉄道にも乗れます。
・東京メトロや都営地下鉄には乗車できません。
ちなみに、フリーエリア内東北本線最北の自治医大駅と東海道線最遠の小田原駅は片道3,080円(現金)ですので、両駅間片道乗車するだけで元がとれます(もとはとれますが、普通列車だと時間は3時間前後かかります。)。上手に利用すると時間と料金以上に鉄道の旅が楽しめます。
フリーエリアの範囲等詳細は、JR東日本のホームページご確認ください。

どうすれば上手に使えるかな?

モデルコースがありますので、下記をご覧ください。
モデルコース
モデルコース① 山梨県立リニア見学センター
2027年開業予定のリニア中央新幹線の試験走行が見られたり、リニア館で様々なプログラムが体験できます。ショップもあるので、リニアグッズや山梨のお土産も購入できます。
東京駅から大月駅まで乗車料金は、1,520円(現金)です。
新宿駅から大月駅まで乗車料金は、1,340円(現金)です。
新宿駅からだと少し割高になりますが、特急にも乗れます。
モデルコース② 土浦でサイクリング!
今から要注目なのが、東京駅から乗り換えなしで行ける茨城県の土浦駅直結のプレイアトレ!
東京駅から土浦駅まで乗車料金は、1,170円(現金)です(単純往復ではもとが取れません)。
ここはサイクリングに必要な施設が揃った施設です。もとはよくある駅デパートだったものを改装し、レンタサイクルのりんりんスクエア土浦などいくつかお店がオープンしました。
サイクリングロードのつくば霞ヶ浦りんりんロードの出発拠点としても利用できます。
モデルコース③ あしかがフラワーパーク
休日には駐車場が大混雑になることもある、大人気のあしかがフラワーパーク。
言わずと知れた藤棚やイルミネーションで有名です。
電車で行けば駐車場待ちで悩むことはありません(電車は混むかもしれませんが)。
あしかがフラワーパークのために出来た駅と言っても過言でない、あしかがフラワーパーク駅から歩いて3分で到着です。
東京駅からあしかがフラワーパーク駅(小山駅経由)まで乗車料金は、1,980円(現金)です
まとめ
帰り道にちょっと気になってた所に寄ってみようと思っても、普通のきっぷでは料金が気になることもあります。その点、フリーパスであれば、期限・エリア内は乗り降り自由なので、気軽に立ち寄れます。
※交通機関のダイヤが乱れる場合があります。行程は余裕を持って組みましょう。
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