宮城県・鹽竈神社を解説!御朱印のいただき方やアクセス方法について知ろう

宮城県にある鹽竈神社は地元の人だけではなく、地方からもたくさんの人々が参拝に訪れる神社です。1000年以上の歴史を持つとされている由緒正しい神社で、文化財としても大変評価されています。ここではそんな鹽竈神社についての概要や御朱印の特徴、アクセス方法についてまとめているので、参拝を検討している人はぜひ参考にしてください。

鹽竈神社

鹽竈神社

鹽竈神社とは?

鹽竈(しおがま)神社は古い時代から陸奥国一之宮として地域の人々から厚く信仰されてきた神社です。同じ境内に志波彦(しわひこ)神社があり、同一の境内に2つの神社が鎮座している全国的に見てもとても珍しい神社です。創建時期は不明ですが、弘仁11年(820年)に編纂された「弘仁式」に鹽竈神社についての記述があり、平安時代にはすでに建てられていたのではないかとされています。

主祭神は海や塩が神格化したものだと考えられている「塩土老翁神(しおつちおじのかみ)」で、海上安全・交通安全のご利益をもたらしてくれるようです。鹽竈神社は文化財としての価値も高く、本殿や拝殿、唐門など14棟と石鳥居が2002年に国の重要文化財に指定されています。また、境内には国の天然記念物に指定されているシオガマザクラがあり、桜の見頃になるとたくさんの人々が訪れる花見スポットとしても有名です。

鹽竈神社の御朱印

鹽竈神社の御朱印は、同じ境内に鎮座する志波彦神社の御朱印と合わせて見開きの御朱印になっています。初穂料はそれぞれ500円です。なお、御朱印は境内にある御朱印記帳所でいただくことが可能で、受付時間は9時から17時までです。また、鹽竈神社では1500円で御朱印帳を購入することも可能です。

鹽竈神社へのアクセス

鹽竈神社は宮城県塩竈市一森山1-1にあります。最寄り駅は仙石線が乗り入れている本塩釜駅で、駅の前を通る鹽竈海道沿いを西へ進むとアクセスすることが出来ます。ちなみに、表参道までは徒歩で約15分、東参道まで約7分かかります。また、鹽竈神社には車を300台収容することが出来る参拝者専用の駐車場があり、車でアクセスする場合には無料で利用することが可能です。なお、鹽竈神社の開門時間は5時から20時までとなっています。

鹽竈神社へ参拝に行こう!

鹽竈神社は古い時代から多くの人々に信仰されてきた由緒正しい神社です。主祭神である「塩土老翁神」は交通安全や海上安全のご利益をもたらすとされている神様なので、安全祈願に訪れてみてはいかがでしょうか。もし、鹽竈神社に訪れるのなら、国の重要文化財に指定されている貴重な建造物もチェックしておきたいところです。

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